買取事例・スタッフ通信
10.302018
絨毯考2
「だいたいね!イラン人は細かすぎんだよね!仕事が!」っていっていたのは、自分はアーリア人だというイラン人のS氏。
たしかに細かい。この絨毯の仕事は本当にすごいと思う。絨毯のお仕事は若い人にしかできない。私はすでに老眼が進んで目がしょぼしょぼ。。。
イラン人のお宅にはどこにいっても立派な絨毯が敷き詰められていて、絨毯は文化であり富の象徴でもあり、なんだかよくわかんないけど、我々日本人には計り知れないロマンがあるみたい。ここにもいます。一方的に思いをよせて絨毯好きな男、あさぎ堂高橋。アーリア人だというイラン人のS氏は絨毯はウールがいいといいます。たしかにウールはしっかりしていて頑丈です。シルクのような光沢や繊細さはないけど私もどっちかというとウールが好き。
そしてこのデザインのすばらしいこと。これは見る人が見るとデザインから、産地がわかるそうです。
私がすっかり感心してしまったことは・・・早朝、テヘランをでて、大移動して、カシャーンというところにいったときですが、途中、ドライブインみたいなところで朝ごはんにしましょう、となり、アーリア人でイラン人のS氏が取り出してきたのはもちろん絨毯! ピクニック仕様?!の絨毯ですそれを、地べたにひいちゃうんです。ええーこれ地べたにひくアイデアは日本人にはなかったなーと思いましたが、とても素敵です。
そこでナンラバーシュという薄いパンを食べたり、すいかを食べたりしました。
そして紅茶をいただきます。イランでは紅茶メイン、そのなかにサフランのはいったお砂糖をいれていただきます。これがおいしいことおいしいこと。コーヒーはほとんど見かけませんでした。チャイ文化圏ですね。またイランにいくチャンスがあれば、こんどは子供もぜひ連れてきたいです。子供にやさしい国で、イランはそこらかしこにたくさん子供がいました。
もう一度イランにいくチャンスがあったら買いたいもの。
1 茶器 これがなかなか見つけられないのだけど、イランでは最初に紅茶を濃い目にいれて、あとからお湯で割って飲んでいました。その専用のお茶をいれるポットがあるのですが、(煮詰めるような)それを買ってこなかったことをいまだに悔やんでいるので(長い悔やみだな・・・)今度はわすれずに買ってきたい。
2 すいか専用ナイフ これまた。本当にすばらしい角度調整がされている小型サーベルナイフみたいなもの。すいか専用なのかわからないけど、すいかをカットするのにこんなにぴったりとあうナイフを日本でみたことがありません。
3 サフランのお砂糖
あれ。絨毯のことをかいてたのにずれてしまった。
とにかく、絨毯業界も大変なんだよいろいろ、ときいたのは10年も前の話。
いま10年後の絨毯はペルシャにいってみないとわからない。(M)
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イランの茶器やらなにやらありましたら、買取いたします。絨毯も拝見させてください。
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あさぎ堂 高橋まで