斎藤三郎の彩色デッサンのリトグラフです。「少女　イザベル」フラメンコの衣装を着たスペインの少女が描かれています。穏やかで落ち着いた表情をしており、見ている方も落ち着いた気持ちになります。

斎藤三郎(さいとう　さぶろう)

スペインの人物や風景などを情熱的な色彩で描いた作家。明瞭な構図と明るい色彩は人気が高い。

1917(大正6)年　埼玉県熊谷生まれ
1937(昭和12)年　内務省に勤務しながら、東京物理学校に入学。本郷絵画研究所に通っていた時期があった。
1940(昭和15)年　在学中に召集を受け、退学して従軍。従軍中に画家になることを決意して、3,000枚の素描をかく。
1945(昭和20)年　復員し、埼玉県浦和市に住む
1946(昭和21)年　二科展に「向日葵」が初入選。以降、毎年出品し続ける
1948(昭和23)年　二科展で「敗戦の自画像」が特別賞受賞
1950(昭和25)年　二科展で「信仰の女」が二科展二科賞受賞
1962(昭和37)年　渡欧、スペインの風物に覆いに興味を持ち、以後度々渡欧する
1967(昭和42)年　パリのサロン・ドートンヌ(グラン・パレ)に「月光」を出品
1972(昭和47)年　二科展に「セビージャの祭」出品。内閣総理大臣賞受賞
1990（平成2）年　勲四等瑞宝章受章
1996(平成8)年　埼玉県浦和市にて死去

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